寝ない赤ちゃんに 真っ暗な部屋と寝るルーチンの作り方 3人の子育てで見えたこと

寝ない赤ちゃんに 真っ暗な部屋と寝るルーチンの作り方 3人の子育てで見えたこと

3人育てて分かった「寝かしつけは環境+ルーチンの2軸」

こんにちは!ハルコトです。

赤ちゃんの寝かしつけって、本当に終わりが見えない時間ですよね。我が家は3人目(三女)が生まれて、3人分の寝かしつけと向き合うことになりました。

きれい事抜きで言ってしまうと、寝かしつけほど割に合わない時間はありません。抱っこで30分かけてやっと寝た、と思って布団に置いた瞬間にパチッと目が開く。あの瞬間は今でもイライラします。
それでも、3人を寝かせてきて、ようやく「寝かしつけ」というやつの攻略法が見えてきました。

結論から言うと、赤ちゃんの寝かしつけは2つの軸で考えると整理できます。

  • 軸1:夜という環境を再現する(真っ暗な部屋・落ちない仕組み)
  • 軸2:寝るルーチンを覚えこませる(音・光・場所・温度・触感の刷り込み)

ただしこれは誰にでも適用できるわけではないとおもいます。同じ親が育てた3人でも、寝かしつけ方は全く違いました

なので、この記事は「我が家が試して効果があったものの中から、あなたのお子さんに合うかもしれないものを見つける」くらいの感覚で読んでもらえると嬉しいです。

最後にもう1つだけ。我が家のスタンスは「抱っこ寝に頼らない選択」です。抱っこ癖がうんぬんという話ではなく、もっと現実的な理由があります。詳しくは記事後半で書きます。

背中センサーは消せないけど、光センサーは消せる

寝かしつけ中の親なら誰もが知っている「背中スイッチ」。抱っこで30分かけて寝かせて、布団に置いた瞬間にパチッと目を覚ますあれです。

あの背中センサーは、親の力では消せません。何回試してもパチッと開きます。寝かしつけの一番つらいポイントは、まさにここです。

でも、もう一つの「センサー」は、消せます。

光センサーです。

赤ちゃんは光にかなり敏感です。これは感覚的な話ではなく、メラトニン(眠気を作るホルモン)の分泌が光で抑えられる、というメカニズムがあるそうです。

つまり、「部屋を暗くする」だけで、寝かしつけの難易度が大きく変わる可能性があるということです。背中スイッチみたいに親がどうにもできないものに悩むより、コントロールできるところから手を打つほうが早い。

我が家でも、1人目がなかなか寝なかった時期に「部屋を真っ暗にしてみよう」と試したら、明らかに寝つきが変わりました。

この記事で扱う「真っ暗な部屋の作り方」は、その一番手っ取り早い手段です。

昼寝は「別室」前提でやってます

この記事は、寝室などリビング以外の場所で昼寝させることを前提に書いています。なので、リビングで添い寝派の方には合わない部分があるかもしれません。

1人目が最初は、寂しいかなと思ってリビングを暗くして昼寝させていました。でも、親の行動が縛られるし、別のことをしようものならすぐ起きるし、夫婦そろってストレスMAXでした。

何がきっかけか忘れましたが、寝室で寝かせてみたところぐっすり寝てくれたので、それ以降は寝室で寝かせるようになりました。

最初の子供だったので、葛藤はありました。寂しい思いをしたら可哀想なんじゃないか、うつ伏せ寝で突然死したらどうしようと、いろいろ考えました。

そこで1人目のときは、別室昼寝に切り替えたタイミングでベビーカメラを導入しています。ただし、真っ暗な寝室では赤外線LEDの光問題が出てきて、設置箇所には結構苦労しました。詳しい話は記事後半の「ベビーカメラを置かなかった理由」で書きますが、最終的には我が家ではベビーカメラを使わなくなる方向に進みました。

結局のところ「よく寝れる」というのは子供にとっても大事なことのようで、「リスクを減らしつつ快適に寝かせる」という方針に落ち着きました。

その後、2人目・3人目と続いて、途中で家も変わりましたが、別室で寝かせる方針はずっと一貫しています。3人とも、この方針で寝るルーチンが定着しました。

暗いって大事 子供が大きくなって分かったこと

寝室で寝かせるようになってからも、寝かしつけにはずっと苦労していました。

でも、いろいろな試行錯誤を続けるうちに気づいたのが「部屋の明るさって結構重要なポイントなんじゃないか」ということでした。

1人目が大きくなった今も、寝る時の部屋は寝付いた後はできるだけ真っ暗にしています。

時々シャッターを閉め忘れたりすると、子供は朝日と共にきっちり起きてきます。逆に、ちゃんと真っ暗にすると、いつまでもぐっすり寝ています。

これは推測の域を出ませんが、

「部屋が暗い」という状態は、遺伝子レベルで寝るのに適しているんだと思います。

現代の照明や朝日は、本来「寝る」ためにデザインされた体のシステムに対しては、ちょっと刺激が強すぎる。「真っ暗な環境で寝る」というのは、たぶん大人にも子供にも本能的に合っているんだと思います。

真っ暗な部屋の作り方

ここでいう「真っ暗」は、一切の光源をシャットアウトすることを前提とした完全なる暗室です。少しでも光が漏れるとそこから注意が散るので、徹底的に消し込みます。

シャッターがある家ならまだ楽ですが、我が家のようにシャッター無しの家だった場合でも、組み合わせれば真っ暗は作れます

我が家の現実解は、遮光カーテン+遮光シートの組み合わせです。日常運用は遮光カーテン。本当に真っ暗にしたい寝室の窓には、遮光シートを「最終兵器」として貼りっぱなしにします。一度貼ったら、子供が暗くなくても寝るようになるか、引っ越すまで剥がしません。

以下、5つのアイテムで真っ暗を実現していきます。賃貸でも使える方法を中心に書きます。

シャッター・遮光カーテン

シャッターがある家なら、それが一番手っ取り早い遮光手段です。

シャッターがない場合は、まず遮光カーテンを導入します。遮光等級が1級のもの一択です。等級が低いと、夕方の西日や朝日が透けて、それだけで赤ちゃんは起きます。

ただし、遮光カーテンだけで「真っ暗」は作れません。最終的には「窓枠とカーテンの隙間から漏れる光をどう消すか」が勝負になります。後に出てくる遮光シートや遮光テープと組み合わせて初めて、本当の真っ暗が成立します。

遮光シート

遮光カーテンと組み合わせて、真っ暗を実現する主役アイテムです。

我が家での扱いは「最終兵器」。寝かしつけ期間中は貼ったまま、子供が暗くなくても寝るようになるか、引っ越すまで剥がしません

全面的にカバーできるサイズを事前に窓のサイズを測ってから購入するのがコツです。サイズが足りないと、隙間から光が漏れて結局意味がなくなります。

貼り付け方は、霧吹きで水を吹きかけて貼る「水貼り」タイプがおすすめです。ガラスに直接ノリで貼るタイプは粘着力が強くて、賃貸では原状回復のリスクがあります。水貼りなら基本的にノリを使わないので、剥がす時にベタつきが残りません。

ただし水貼りタイプは、時間が経つと端からそこそこ剥がれてきます。そこは次に出てくる遮光テープでフォローします。

遮光テープ

遮光シートで消し込めなかった、窓枠の細かい光漏れを消すためのテープです。

そして、もう一つ大事な役割があります。

エアコンや空気清浄機の運転ランプ、コンセントの保安灯などの「機械の発する光」を消すことです。

真っ暗にすればするほど、こうした小さなLEDが眩しく感じます。寝かしつけ中に部屋を見渡すと、案外あちこちで小さな光が点滅していることに気づきます。これらを全部黒の遮光テープで覆っていきます。

隙間スポンジテープ

真っ暗にすると、扉の隙間から漏れる光も気になってきます。

隙間スポンジテープの「黒」を使うと、扉と扉枠の間のわずかな隙間の光もシャットアウトできます。

選ぶ時のポイントはそこそこの厚みがあるものです。薄すぎると遮光が甘いだけでなく、剥がれやすくなって使い勝手が悪いです。

マスキングテープ

遮光テープの接着面は剥がすことを前提に作られていないので、剥がした時にベトベトが残ったり、塗装が剥がれたりします。

賃貸で使う場合は、事前に遮光テープを貼る場所にマスキングテープを貼っておくと安心です。マスキングテープの上から遮光テープを貼れば、退去時にマスキングごと剥がすだけで済みます。

ベビーカメラを置かなかった理由

別室で寝かせる方針にしたとき、当然出てくる悩みが「様子が見えなくて不安」というものです。我が家もまさにそれで、1人目のときはベビーカメラを導入しました。

ところが、ここで思わぬ問題にぶつかります。

ベビーカメラの暗視機能には、ほぼ全ての機種で赤外線LEDが使われているのです。

普通の部屋なら気になりませんが、我が家のように「真っ暗な暗室」を作る方針だと、この赤外線LEDの光がしっかり目立ちます。試聴テストをしながら遮光テープで光を潰してみたり、設置箇所をあれこれ変えて試行錯誤しましたが、完全に消し込むのは難しかったです

数年前の時点では「赤外線LEDを使わずに暗視できるベビーカメラ」として、パナソニックの一部機種が選択肢でした。ただ、それでも本体背面の運転ランプLEDは遮光テープで覆う必要があり、結局「真っ暗な部屋」と「ベビーカメラ」の両立は手間が多い。

そして、光問題と格闘しているうちに、もう少し根本的なことに気づきました。

ベビーカメラがあっても、親の不安は完全には消えないということです。

特に新生児期は、新生児突然死症候群(SIDS)のリスクが頭に常にあります。これに対してベビーカメラができることは、正直あまりありません。「カメラで見守ってるから安心」とはならないのです。普通に寝ていても、心配は心配です。

SIDS対策として本当に意味があるのは、カメラの有無ではなく物理的な環境作り。固めの寝具で寝かせる、うつ伏せ寝にならないように気をつける、厚着や部屋の温度に注意する、こういった具体的な対策です。

それと、ベビーカメラよりずっと大事だと思うのは、「大丈夫かな」と気にかけて定期的に様子を見に行くことです。カメラ越しに見るのと、実際に部屋に入って呼吸と顔色を確認するのとでは、得られる安心感が全然違います。

結局、我が家は2人目・3人目のときは最初からベビーカメラ無しで運用しています。

  • 別室と言っても、声の様子は普通に聞こえる距離
  • 定期的に様子を見に行く運用で十分
  • カメラの光問題に毎日格闘する手間が無い

これは個人的な結論なので、必要性は各ご家庭で判断してもらえればと思います。ただ、「別室にするならベビーカメラが必須」と思い込んでいる方には、無しでも回せる選択肢があるよとお伝えしたいです。

落ちない仕組みはベッドガードで

別室で寝かせる方針に切り替えると、もう一つ向き合うことになるのが「落ちないようにする」という問題です。

選択肢としては2つあります。

  1. ベビーベッドの中で寝かせる(柵で囲まれているので落下リスクが低い)
  2. 大人用ベッドや敷布団で寝かせて、ベッドガードを使う

両方を経験して、我が家は「大人ベッド+ベッドガード」のほうが圧倒的に楽だと感じています。

理由は、寝かしつけのフローにあります。

ベビーベッドの隠れた欠点:「寝てから運ぶ」が大変

ベビーベッドって、柵があるぶん大人がトントンしたり添い寝したりがしにくいんです。なので寝かしつけは大人のベッドで → 寝たらベビーベッドに運ぶというフローになります。

このフロー、寝たての赤ちゃんを抱えて運ぶ瞬間がもう、ものすごく目を覚ましやすい。背中スイッチが入ってパチッと開く。せっかく寝かしつけた30分が水の泡、というのを何度味わったか分かりません。

なので寝かしつけた場所でそのまま寝かせ続けられる「大人ベッド+ベッドガード」のほうが現実的に楽でした。

我が家のベッドガード:カトージ

我が家が使っていたのは、カトージのベッドガードです。

選ぶときに重視したポイントは3つです。

高さがしっかりあること

低いベッドガードだと、寝返り中に乗り越えて落ちます。大人がベッドに座った時の腰くらいの高さが目安。低い商品は買い替えコストになるので、最初から高めを選びます。

耐荷重が十分にあること

これは見落としがちですが、つかまり立ちの時期になると赤ちゃんはベッドガードに寄りかかります。耐荷重が低い商品だと、寄りかかった時に倒れたり、ガードごと外れたりします。製品仕様で耐荷重をチェック。

一緒に落ちても怪我しなさそうな構造

万が一、ベッドガードごと倒れて落ちたとき、硬い金属フレームむき出しの製品より、布張りでクッション性のあるもののほうが安心です。完全に落下を防ぐことは難しいので「落ちた時のリスク」も含めて選びます。

カトージは布張り+しっかりした高さがあって、寄りかかっても倒れにくい。

3歳以降も使える長期投資

ベッドガードはそこそこの金額ですが、これは新生児期だけの投資ではありません。

3歳くらいになって寝相が悪くなる時期にも、ベッドガードは活躍します。寝相が荒くなると、子供は寝ながら回転したり、ベッドの端ギリギリまで行ったりします。そこでベッドガードが役立ちます。

ライフスタイルにもよりますが、新生児期から幼児期まで通して使えると思うと、コストパフォーマンスは悪くありません。

寝るルーチンを覚えこませる

ここから、寝かしつけの2軸目「ルーチン化」の話に入ります。

人間の体は、決まったパターンを繰り返すと「これが来たら次はこれ」と覚えていく性質があります。赤ちゃんも同じで、「ここに来たら寝る」「この音が鳴ったら寝る」「この触感に包まれたら寝る」というパターンを刷り込むことで、寝かしつけの難易度が下がっていきます。

我が家で使ったのは5つのアイテムと、1つの工夫です。

バウンサー選びの絶対条件

2人目の寝かしつけで主役だったのが、バウンサーです。

2人目はバウンサーに乗せると自分で寝てくれました

ただ、バウンサーは商品によって寝かしつけ性能が全く違います。我が家が2台のバウンサー(1人目時おさがりのコンビ ネムリラ系上位機と、2人目時購入の中華系手動6,000円のもの)を経験して分かった、選ぶ時の絶対条件は4つです。

日よけが必ず付いていること

これが一番見落としやすいポイントです。

日よけ(キャノピー)は後付けできません。あとから「日よけが欲しい」と思っても、顔の上に何かをかけるしかなく、これは安全面でNGです。

日よけが付いていれば、バウンサーの上に毛布をかけることで「個別の暗室」を作れます。2人目のときは、日よけ+毛布で完全に光を遮って寝かせていました。日よけが無いバウンサーだと、これができません。

フルフラット気味にできること

寝かせる用途なら、リクライニングがほぼフラットになることが必須です。立ち気味のままだと、首が前に折れて呼吸が苦しくなります。

長さがあること

短いバウンサーは、すぐ卒業します。3人目は体が大きめだったので、バウンサーを使える期間が想定より短くなりました。長く使いたいなら、最初から大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。

椅子機能は不要

バウンサーには「椅子兼用」として、テーブルを付けて離乳食を食べさせられるタイプがあります。でも、これは寝かしつけ目的なら不要です。

理由は3つあります。

理由1:テーブル付きは部屋を選ぶ

テーブル付きバウンサーは、本体が大きくて部屋に置きにくいことがあります。特に重要なのが、椅子モードに変形させた後、ダイニングテーブルの下に脚部分が入り込めるか。入り込めない構造だと、ダイニングで食べさせる時に大人と離れた場所に置くしかなくなり、結局スペースの問題がついて回ります。

理由2:寝るところが食べ物で汚れる

椅子として離乳食を食べさせると、当然、座面に食べ物がこぼれます。「寝かせる場所」と「食べる場所」が同じだと、毎回拭き掃除が必要になり、運用が重くなります。

理由3:寝かせ特化のほうが性能が出る

そもそも「寝かせる」のがテーマなら、寝かせ特化のバウンサーのほうが寝かしつけ性能が高いです。多機能タイプは何でもそこそこ、専用タイプは特化機能が突出する、というのは家電全般に共通する話です。

中華系手動6千円 vs ネムリラ系上位機 我が家の使い分け

具体的な商品の話をします。

1人目のときは、おさがりでコンビ ネムリラ系上位機種(電動スイング無し、椅子兼用のタイプ)をもらいました。当時の上位機種にあたるモデルです。結果として「寝床」としてはあまり機能しませんでしたが。

なお、もし新規購入で検討するなら電動スイング機能には注意が必要です。電動で揺らして寝かしつけるルーチンを刷り込むと、バウンサー卒業後に「自分で揺れないと寝られない子」になるリスクがあります。ホワイトノイズや布団といった「卒業しても続けられるルーチン」のほうが、長期的には扱いやすいです。

2人目のときは、ネット通販で中華系の手動バウンサー、価格6,000円ほどを買いました。日よけ付き、フルフラット可、長さも十分。結果、2人目はこのバウンサーで毎回しっかり寝ました。

つまり、寝かせる目的に絞るなら中華系手動6,000円帯のバウンサーで十分です。電動も椅子兼用も、寝かしつけの本質には貢献しません。

ホワイトノイズマシンで音を刷り込む

ルーチンを刷り込む手段として、音はとても有効です。

正直に書くと、我が家ではホワイトノイズマシン専用機は使っていません。ただ、音による寝かしつけの効果は3人とも何度も実感していて、専用機もおそらく有効だろうと考えています。

我が家で実際にやっていたのは、

  • 耳元で低音を流す(低めの「ザー」というノイズや、安定した低音は寝つきを助けました)
  • ビニール袋のクシャクシャ音(3人とも一定の効果あり。胎内の音に近いらしい)
  • スマホアプリの無料ノイズ音(手軽だが、音質や安定性は専用機より落ちる)

これらの経験から、「同じ音を流すと寝る時間と認識する」というルーチン化は、3人とも有効でした

ホワイトノイズマシン専用機は、

  • 胎内音や雨音など複数のノイズを切り替えられる
  • タイマー機能で寝た後に自動で消える
  • 音量が安定する

といった点でアプリより便利そうです。正直、寝かし付けでスマホが別アプリに占有されるのは厳しい。あの虚無の時間をスマホなしというのは、正直厳しい。なので、専用機の導入は視野に入れてもいいと思います。価格帯は5,000円〜2万円ほど。我が家は3人目は寝かし付けにそれほど困っていないので、専用機未経験ですが、音による効果は3人で実証済みなので、試してみる価値はあると思います。

おやすみライトで光の儀式化

夜中の授乳やおむつ替えで、急に蛍光灯をつけると赤ちゃんが完全に起きます。

ここで活躍するのが調光できるおやすみライトです。手元だけぼんやり照らせる、暖色系の弱い光があれば、赤ちゃんを完全に覚醒させずに作業ができます。

価格帯は5,000円〜2万円ほど。Bluetoothでスマホから明るさを変えられるタイプ、タイマー機能付きのタイプもあります。

なお、我が家はバルミューダのランタンを使っていました。無段階調光のLEDはあまりないです。

同じ布団・毛布で場所を覚えこませる

これは商品というより運用の話ですが、毎回同じ布団・毛布で寝かせるのは効果的でした。

布団や毛布の触感、匂い、感触の組み合わせで「これに包まれたら寝る時間」というルーチンが刷り込まれます。途中で布団を変えると、その日は寝つきが悪くなることも多々ありました。

新しく買うなら、肌触りが良くて長く使える素材を選ぶのがおすすめです。

「背中を温める」第3子の解決法

最後に、3人目で行き着いた方法です。

3人目は体が大きめでバウンサー卒業が早く、1人目・2人目と同じ手段では寝かしつけられない時期がありました。そこで試行錯誤の末に行き着いたのが、「背中を温めて寝かせる」という方法です。

赤ちゃんは大人と違って、抱っこされていると体温が上がって寝やすくなる、というメカニズムがあります。これを抱っこ以外で再現する手段が、背中を温めること。

具体的には、

  • スリーパーで体全体を保温する
  • 寝具に湯たんぽを入れて温めておく(寝かせる時には外す)
  • 電気あんかで布団内をあらかじめ温めておく

3人目は現在、背中を抱きかかえて背中を温めて寝かしつけています。腕枕などはせず、背中を抱きかかえる感じです。

抱っこ寝に頼ると後で抜け出しにくくなる(次のH2で詳しく書きます)、というのが我が家の経験則です。背中を温める方法は、その回避策として有効でした。

抱っこに頼らない寝かし方を模索したこと

我が家では、寝かしつけに抱っこをあまり使わないようになりました。これは「最初から方針として決めた」というよりも、経験則でそうなったという感じです。

「抱き癖がつくからNG」みたいな話ではありません。抱き癖と、抱っこ依存は別の話です。

抱き癖は「赤ちゃんが抱っこされたがる癖」のことで、これは健全なスキンシップなので、ある程度は気にしなくていいと思っています。

問題なのは「抱っこじゃないと寝られない子になる」というルーチンが定着してしまうことです。

これが起きると何が困るかというと、

  • 親が抱っこできない時(病気・疲労困憊・別の子の世話中)に寝かしつけが立ち行かなくなる
  • 体重が重くなるにつれて親の負担がどんどん増える
  • 卒乳や別室移行のタイミングで、別の寝かしつけ手段に切り替える時に苦労する

1人目のときはこのパターンに完全に陥ってしまって、抱っこ30分が定番化しました。寝かしつけの30分が毎日確実に発生するというのは、長期戦になると思いのほか負担になります

なので2人目以降は、抱っこ以外の方法で寝かせる手段を試行錯誤するようになりました。これは「抱っこ寝が悪い」という話ではなく、長期で続けるための現実的な選択肢を増やしていく、という感覚に近いです。

抱っこで寝かせたいご家庭はそれで全然問題ないと思います。親が無理なく続けられる手段であれば、何でもいいです。

明るくても寝られる子になるのか

ここまで「真っ暗な部屋」を強くおすすめしてきましたが、気になるポイントがあると思います。

「真っ暗じゃないと寝られない子になったらどうしよう?」という不安です。

これも子供によるのかもしれませんが、結論から言うと、我が家の3人は全員大丈夫でした。上の子たちは大きくなった今は、ある程度の明かりがあっても普通に寝ています

3人目に至っては、新生児期から暗室にしなくても寝るタイプでした。同じ親が同じ環境で育てても、子の特性で全く違います。

なので、「真っ暗にすると真っ暗じゃないと寝られない子になる」というのは、少なくとも我が家では起きませんでした。「真っ暗な環境で寝かせる」というのは、寝つきの安定や睡眠の質の向上が目的であって、「真っ暗以外で寝られない子を作る」ことではないかな、と思っています。

長期的には、子供の成長と共に光に対する敏感さも変わっていくので、その都度寝室の明るさを調整していけば問題ないのかな、と思っています。

よくある質問

Q. 真っ暗な部屋を作るのに最低限必要なものは?

A. シャッターがある家ならシャッター+遮光カーテン+遮光テープ(機械のLEDを覆う用)の3点で十分です。シャッターがない家は、遮光カーテン+遮光シート(水貼りタイプ)+遮光テープの組み合わせで真っ暗を作ります。隙間からの光が気になる場合は隙間スポンジテープも追加します。

Q. 賃貸で穴を開けずに遮光する方法は?

A. 突っ張り棒タイプのカーテンレール+遮光カーテンが基本です。窓ガラスには水貼りタイプの遮光シートを貼れば、原状回復のリスクが低いです。粘着テープを使う場合は、事前にマスキングテープを貼っておくと退去時の負担が減ります。

Q. バウンサーを選ぶ時の最重要ポイントは?

A. 「日よけ(キャノピー)が最初から付いていること」です。日よけは後付けできないので、買う時点で付いているものを選ぶ必要があります。日よけ+上から毛布をかけると、バウンサーごと暗い空間を作れるので、寝かしつけがしやすくなります。それ以外には、フルフラットにできること、長さがあること、椅子兼用機能は不要(寝かせ特化のほうが寝かしつけ性能が出る)という3点が選び方のポイントです。

Q. 抱っこ寝にしてしまった場合、抜け出す方法は?

A. すぐに切り替えるのは難しいので、徐々に「抱っこ以外のスイッチ」を作る運用に移行するのが現実的だと思います。我が家の場合は、バウンサー+日よけ+毛布、または布団を温めておく+トントンといった代替手段を試行錯誤しました。ホワイトノイズなど「音による刷り込み」も併用すると、抱っこ以外でも寝るルーチンが作りやすくなります。

Q. ベビーカメラは必要?

A. 我が家は最終的に置かない選択になりました。理由は、真っ暗な暗室では暗視機能の赤外線LEDが目立つこと、ベビーカメラがあっても新生児突然死症候群への安心にはならないこと、別室と言っても声の様子は聞こえる距離なら気づけることの3点です。ベビーカメラよりも、定期的に様子を見に行く運用のほうが安心感が得られるという結論に至りました。

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