子供の外出用 応急処置セットの中身。3児パパが実際に持ち歩く一式

子供の外出用 応急処置セットの中身。3児パパが実際に持ち歩く一式

まず持つのは、これだけ

子供の外出用 応急処置セットの中身一覧。絆創膏・飴・ビニール袋・ヘアゴム・虫よけ・酔い止め。

子供と公園や出先に行くとき、わが家が小さなポーチに入れて持ち歩いているものから紹介します。あれもこれもと欲張ると、かさばって結局持って出なくなります。なので「これだけは」という最低限から始めるのがいいと思います。

3人を育ててきて、本当によく使ったのは次のものです。

意外かもしれませんが、絆創膏と同じくらい出番が多いのが「飴」と「ビニール袋」です。理由はあとの章で書きます。

夏はこれに塩タブレットと日焼け止めが加わります。逆に、救急セットの定番として売られているものでも、わが家ではほとんど使わなかったものもあります。そのあたりも正直にお伝えしていきます。

まずは難しく考えず、上のリストをひとつのポーチにまとめて、いつものお出かけバッグに入れっぱなしにしておく。これだけで、出先で子供がころんで泣いても、ずいぶん落ち着いて対応できるようになります。

なぜパパは、子供に怪我をさせやすいのか

正直な話からはじめます。わたしが応急処置のポーチを持ち歩くようになったのは、自分が子供に怪我をさせてしまった経験からでした。

「夫 子供 怪我」で検索すると、同じ思いをしたママの声がずらりと出てきます。パパと出かけると子供がよく怪我をする、というのは、どうやらわが家だけの話ではないようです。

理由は人それぞれだと思いますが、わたしの場合は「ちょっと無理をさせてしまう」ことが多かったように思います。もう少し高いところまで登らせてみる、もう少し遠くまで走らせてみる。子供が喜ぶ顔を見たくて、つい一歩踏み込んでしまうのですね。

もちろん、ただの不注意もあります。これは言い訳のしようがありません。ただ、子供を外で遊ばせると、怪我はある程度つきものでもあります。とくに幼稚園くらいになると体の動きが一気に達者になるので、こちらの想定を超えてきます。

大事なのは、ポーチを持っているかどうか以前に、「この子は今、怪我をするかもしれない」と頭のすみに置いておけるかどうかなのかな、と思います。ポーチがあるから多少のことは大丈夫、ではなく、怪我をする可能性をちゃんと想像できているか。そこが抜けると、いくら道具をそろえても同じことを繰り返してしまいます。

ママが怒っているのは、たぶん怪我そのものより「怪我するかもしれないと考えていなかったこと」に対してなのだと思います。ママだけのお出かけなら、ここで挙げるようなものは当たり前に持ち歩いているものばかりです。パパだからこそ、意識して用意しておきたいなと思います。自戒を込めて。

実際に役立った、ポーチの中身

ここからは、わが家のポーチに実際に入っているものを、出番の多い順に紹介します。

絆創膏(大小いくつか)

子供の怪我のほとんどは、すり傷と切り傷です。たまに「とげが刺さった」もありますが、応急処置としてはそう変わりません。きれいな水で洗って、いったん絆創膏を貼る。出先ではまずこれで十分です。サイズは大小そろえておくと、指先の小さな傷から、ひざの広いすり傷まで対応できます。子供は貼ってもらうと泣きやむことも多いので、その意味でも一番の主役です。

意外に思われるかもしれませんが、絆創膏の次くらいに助けられているのが飴です。ころんで泣いてしまったとき、抱っこしてなだめてもなかなか泣きやまない。そんなときに飴をひとつ渡すと、ぴたっと泣きやむことがあります。痛みそのものより、びっくりして気持ちが切り替わらないことのほうが多いので、気をそらしてあげると落ち着くのですね。

ひとつだけ注意で、小さい子は飴をのどに詰まらせることがあります。歩きながら、走りながらはなめさせない。座って落ち着いてから、というのは守ったほうがいいと思います。

ビニール袋(2〜3枚)

これも出番が多いです。意外かもしれませんが、いちばん活躍するのは「子供が見つけた宝物」を持ち帰るときです。きれいな石、どんぐり、かたちのいい葉っぱ。子供にとっては大事な戦利品なので、入れる袋があると喜びます。もちろんそれ以外にも、ぬれたもの、ゴミ、急に「気持ち悪い」となったときの備えとして役立ちます。かさばらないので、何枚か入れておいて損はありません。

ヘアゴム2つ・ヘアピン

うちは女の子なので、ヘアゴムとヘアピンは本当によく使います。遊んでいるうちに髪がほどけて顔にかかる、食事のときに邪魔になる、汗で額に張りつく。そのたびに結び直すので、予備があると安心です。ゴムは細いものだと切れたり失くしたりするので、2つ入れておくとちょうどいいです。

それと、髪をまとめる以外の使い道もあります。季節によっては、長袖の腕まくりが下がってこないようにとめる、アームバンドの代わりになります。あると何かと便利なので、男の子のご家庭でも数本入れておいて損はないと思います。

虫よけシール・虫刺され薬

主に春から夏にかけてですが、虫刺されは年間を通して油断できません。シールタイプの虫よけは、スプレーを忘れたときでもかばんから出してぺたっと貼れるので便利です。

ただ、使ってみて分かった注意点が2つあります。ひとつは、シールは意外と使用期限が短いこと。買い置きして放っておくと、いざ使うときに切れていることがあります。もうひとつは、1回に1〜2枚では足りないこと。腕・足・服のすそなど、数枚をあちこちに貼って効果が出るタイプなので、少し多めにストックしておくのがおすすめです。

刺されてしまったあと用に、虫刺され薬も入れておきます。わが家は2タイプを使い分けています。ひとつは、かいてしまう前にぺたっと貼って冷やせるパッチ型。もうひとつは、刺された場所にさっと塗れる携帯用の塗るタイプです。パッチは小さい子のかきこわし防止に、塗るタイプはピンポイントで効かせたいときにと、場面で使い分けると便利です。

酔い止め薬

子供が「気持ち悪い」と言うときは、暑さや水分不足か、乗り物酔いのどちらかが大半です。水分は飲ませれば落ち着きますが、乗り物酔いはなってからでは遅いので、車やバスで出かける日は酔い止めを持っておくと安心です。

選ぶときに気をつけたいのが対象年齢です。子供用の酔い止めには「何才から」という決まりがあるので、年齢に合ったものを選んでください。それと、形にも種類があります。錠剤を水で飲み込むタイプは、小さい子にはなかなか難しいものです。なめたり噛んだりして飲めるチュアブル(ドロップ)タイプのほうが、のどに詰まる心配も少なく、出先でも飲ませやすいです。わが家が使っているのは、3才から使えるいちご風味のものです。

夏に足すもの

夏のお出かけで足すもの。塩タブレットと水分、日焼け止め、虫対策の強化。

夏は持ち物が少し増えます。暑さと虫の対策が必要になるからです。とくに熱中症対策は、夏のお出かけでいちばん気をつけているところです。

塩タブレットと水分(セットで)

夏のいちばんの備えがこれです。子供は遊びに夢中になると、暑さも喉のかわきも後回しにしてしまいます。気づいたときには汗だくで顔が真っ赤、ということもありました。

なので、水分と塩分はセットで考えておくのがいいと思います。水筒の中身は夏はあっという間に空になるので、いつもより多めに持って出る。それに加えて、塩分も一緒にとれる塩タブレットを持っておくと、遊びの合間にひとつ渡せます。味も子供が嫌がらないものが多く、「もうひとつ」とほしがるくらいです。水だけ飲ませていても汗で塩分が抜けていくので、両方そろえておくのが熱中症を防ぐいちばんの近道だと思います。喉がかわく前、暑くなる前に、こまめに。これに尽きます。

日焼け止め

子供の肌は大人より日差しに弱いので、夏の外遊びでは日焼け止めも持っておきたいものです。朝に塗っても、汗や水遊びで落ちてしまうので、出先で塗り直せるよう小さいものをポーチに入れておきます。子供用の、肌にやさしいタイプを選ぶと安心です。

虫対策の強化

春の項で書いた虫よけシールや虫刺され薬も、夏は出番が一気に増えます。夕方の公園は蚊が多いので、シールは多めに。刺されてかきこわすと跡が残りやすいので、虫刺され薬も忘れずに。

傷の手当ては、まず水で洗う

道具の話から少し離れて、出先での傷の手当てについて書いておきます。ここを知っておくと、ポーチの中身も無駄に増やさずにすみます。

すり傷や切り傷をしたとき、まずやることは「きれいな水でしっかり洗う」ことです。砂や泥を流して、傷を清潔にしてから絆創膏を貼る。出先での応急処置は、ほぼこれで足ります。公園の水道やトイレの手洗い場、なければ持っている飲み水でも構いません。

意外に思われるかもしれませんが、傷口に消毒液を使う必要は、基本的にはありません。昔は「消毒してから絆創膏」が当たり前でしたが、今は「よく洗って、乾かさないように覆う」のがいいとされています。消毒液はしみて子供が痛がるわりに、治りを早めるわけではないのですね。なので、わが家のポーチにも消毒液は入れていません。

入れ物と、持ち歩きを続けるコツ

最後に、これらをどう持ち歩くかです。

中身がそろっても、ポーチが大きすぎたり重かったりすると、結局その日だけで持って出なくなります。わたしが使っているのは、中身がひと目で見えるメッシュポーチやクリアポーチです。透明やメッシュだと、絆創膏や飴がどこにあるかすぐ分かるので、ばたばたしている出先でもさっと取り出せます。

そして、いちばん大事なのは「いつものお出かけバッグに入れっぱなしにしておく」ことだと思います。出かけるたびに準備し直すと、忙しい日ほど忘れます。専用のポーチにまとめて、バッグに常駐させておく。これだけで、持っていくかどうかを毎回考えずにすみます。

ただ、入れっぱなしにすると中身の補充を忘れがちになります。絆創膏や飴を使い切ったまま、虫よけシールの期限が切れたまま、ということが起きます。季節の変わり目に一度、中をぜんぶ出して点検する日を決めておくといいと思います。夏が来る前に塩タブレットと日焼け止めを足す、虫よけシールの残りを確認する。そのくらいの頻度で十分です。

道具をそろえることより、いつでも取り出せる状態にしておくこと。そして、いざというときに「怪我をするかもしれない」と思い出せること。結局はそこが、いちばんの備えなのかなと思います。

よくある質問

応急処置セットは、何歳まで持ち歩けばいいですか。

明確な区切りはありませんが、わが家では小学校の低学年くらいまでが、いちばん出番が多かったです。自分で気をつけられるようになると、絆創膏や飴の出番は自然と減っていきます。ただ、ヘアゴムや酔い止め、夏の塩タブレットは、大きくなっても役立つので、中身を入れ替えながら長く使えると思います。

普段の手口ふきや除菌シートは入れないのですか。

それらは応急処置のポーチとは別に、いつものお出かけバッグに常備しているので、ポーチには入れていません。重ねて持つとかさばるので、役割で分けておくと続けやすいと思います。

男の子でもヘアゴムは必要ですか。

髪をまとめる用途では使いませんが、長袖の腕まくりをとめるなど、別の使い道があります。数本入れておくと何かと便利なので、わが家では男女問わず入れています。

消毒液は本当に入れなくていいのですか。

出先での傷は、きれいな水で洗うことのほうが大切で、消毒液は必須ではありません。心配な場合は小さいものをひとつ入れておいてもいいですが、しみて子供が痛がることも多いので、まずは水洗いと絆創膏で十分だと思います。

飴は何歳から渡していいですか。

飴はパパがポーチに入れて持っておき、転んで泣いたときなどに渡すものです。のどに詰まらせる心配があるので、小さいうちは渡し方に注意が必要です。歩きながら・走りながらはなめさせず、座って落ち着いてから渡すようにしています。

詰まるのが気になる小さいうちは、ラムネがおすすめです。口の中ですっと溶けてかみくだきやすく、かたい飴より小さい子でも渡しやすいです。幼稚園くらいになると、ふつうの飴のほうが長持ちするので、気を紛らわせたいときに重宝します。年齢に合わせて使い分けるといいと思います。

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