お出かけのミルクセット持ち物リスト。1日分を持ち運ぶ中身と詰め方

お出かけのミルクセット持ち物リスト。1日分を持ち運ぶ中身と詰め方

お出かけのミルクセット持ち物リスト。1日分を持ち運ぶ中身と詰め方

お出かけのミルクは「1日分まるごと」持つと安心です

子どもが1歳半くらいになるまでは、お出かけのときも何らかの形でミルクが必要になります。我が家は3人を育てましたが、外出時のミルクで一番困ったのは「現地で足りないものを買い足そうとしても、意外と手に入らない」ことでした。

たとえば、お湯はもらえる場所が限られますし、ミルクを薄めるための軟水も、コンビニやスーパーで売っているのは硬水ばかり、ということが普通にあります。哺乳瓶やスティックの粉ミルクにいたっては、出先で都合よく買えるとは思わないほうがいいかなと思います。

そこで我が家がたどり着いたのが、いろいろな失敗のすえに「どんな状況でも1日分のミルクを飲ませられるセット」を、まるごと持ち運ぶというやり方でした。荷物は少し増えますが、「足りなかったらどうしよう」という不安がなくなるぶん、外出そのものが気楽になります。

このあと、実際に我が家が持ち歩いていた中身を、チェックリストと選び方つきでまとめていきます。粉ミルクと液体ミルクの使い分けや、お湯の持ち方、収納ポーチの選び方まで、3児ぶんの試行錯誤で見えたことを書いていきます。日帰りだけでなく、2日以上の外出や旅行のときにどう持ち方を変えるかも、後半でふれます。

お出かけミルクセットの持ち物リスト

お出かけミルク1日分セットの中身一覧。哺乳瓶・粉スティック・魔法瓶・軟水・除菌シート・授乳ケープ。

まず全体像です。我が家が「1日分」として持ち歩いていたのは次の6点でした。タップでチェックできるリストにしているので、出かける前の確認に使ってください。

数だけ見ると多く感じるかもしれませんが、ひとつのポーチにまとめてしまえば、出かける前に「ポーチを入れたか」だけ確認すればよくなります。中身を毎回ひとつずつ思い出さなくて済むので、忘れ物がぐっと減ります。

セットの中身と、選ぶときのポイント

持ち物リストの6点を、1つずつ見ていきます。

哺乳瓶

サイズはお子さんの発育に合わせて選べばよいのですが、出先では少し大きめのほうが扱いやすいです。理由は温度調節です。出先のお湯は自宅ほど細かく調整できないことが多く、小さい哺乳瓶だと、ぴったりの量で作ったときに熱すぎたり、ぬるすぎたりして微調整がしにくくなります。大きめなら水やお湯を足す余裕があります。

我が家も一時は外出用に小さめを持ち歩いていましたが、結局は普段使いのものをそのまま持ち出すようになりました。専用に増やさず兼用にしたほうが、洗う手間も荷物も減ります。

スティックの粉ミルク

1回分くらい多めに持っておくのがおすすめです。粉ミルクは食事としてだけでなく、寝かしつけや、ぐずったときの落ち着かせ役としても使えます。予備があるだけ使い道が広がるので、ポーチには常に5〜6本入れておいて、減ったら足す運用にしていました。フォローアップミルクに切り替わってからも、持ち運びの形は同じスティックで通せます。

魔法瓶(お湯)

ミルクのお湯は、魔法瓶に熱湯を満タンにして1日分を持ち歩きます。今の魔法瓶は保温力が高く、朝入れたお湯が夕方でもまだ湯気が立つくらいです。

魔法瓶の選び方(ワンタッチで開くか、容量、6時間後の保温温度)や、保温力を上げる余熱のやり方は、別の記事で詳しくまとめています。あわせて読んでみてください。

軟水のペットボトル

お湯で溶かしたミルクを、飲める温度まで薄める・冷ますために使う水です。出先で買おうとすると、売っているのが硬水ばかり、ということが意外とあります。赤ちゃんのミルクには軟水が向くので、最初から持ち歩くほうが確実です。我が家は小さめのペットボトルを常備して、1本でだいたい1日分という感覚でした。

ノンアルコール除菌シート

自宅なら使った哺乳瓶を消毒できますが、外出先で1日使い回すときは、洗えても消毒まではできません。そこで、最低限、口をつける乳首の部分をノンアルコールの除菌シートで拭く、という使い方をしていました。赤ちゃんの口に触れるものなので、アルコールではなくノンアルコールのものを選びます。

授乳ケープ(授乳期にママと一緒のとき)

授乳期で、お出かけにママが一緒なら、授乳が一番手っ取り早い場面もあります。ただ、授乳したいタイミングで都合よく場所が確保できるとは限らないので、その備えとして授乳ケープも持ち歩いていました。

液体ミルクも試したうえで、我が家は粉スティックに落ち着きました

持ち歩くミルクの形には、粉のほかに液体ミルクという選択肢もあります。我が家でも試してみました。

結論から言うと、外出時のメインにはせず、粉スティックに戻りました。理由は2つあります。

ひとつは温度です。液体ミルクは常温か人肌くらいで飲ませるものが多いのですが、外出先で人肌にちょうど温めるのが難しく、常温のままだと飲んでくれないことがありました。常温で飲めるようにするには、普段から常温で飲ませて慣らしておく必要があるのかな、という印象でした。

もうひとつは量の調整です。粉スティックは50ml単位で量を決められますが、液体ミルクは小さいものでも1パック125mlで、飲みきりの量を細かく合わせにくいと感じました。飲み残しが出ると、もったいないだけでなく持ち帰りにも気をつかいます。

液体ミルクは、お湯がいらず開けてすぐ飲ませられるので、荷物を減らしたいときの選択肢としては便利です。温度や使いどころの考え方は、魔法瓶の記事のほうでもふれているので、迷う方はあわせて読んでみてください。

ポーチは「魔法瓶のサイズ」で決まります

ミルクセットのポーチ選びでつまずきやすいのが、魔法瓶のサイズです。中身の中で一番かさばるのが魔法瓶なので、ここが大きいと、全部をまとめて入れられるポーチの選択肢がぐっと減ります。

我が家は大きめの魔法瓶を使っていたので、それに合わせると大容量のポーチを選ぶしかなく、正直ベストとは言えない組み合わせでした。逆に、魔法瓶をワンサイズ下げると、高さ20cmくらいに収まり、ポーチに縦入れできるようになります。こうなると選べるポーチが一気に増えますし、バッグへの収まりもよくなります。

ポーチを先に決めるより、魔法瓶のサイズを決めてから、それが縦に入るポーチを選ぶ順番がおすすめです。哺乳瓶や粉スティックは形が変わるので後からでも詰められますが、魔法瓶だけは入る・入らないがはっきりしているからです。

我が家がたまに使っているのは、下のトラベルポーチ(約26×21×15cm)です。480mlの魔法瓶と240mlのピジョンの哺乳瓶、それに500mlのペットボトルも、多少いびつになりますが何とか収まり、おむつとおしりふきまで一緒に入れられます。ミルクまわりだけでなく、ちょっとした外出ぶんをこれひとつにまとめられるのが便利です。

2日以上の外出・旅行のときのミルクの持ち方

日帰りと2日以上の旅行で増える持ち物の違い。ポータブルポット・哺乳瓶用洗剤・スポンジ。

泊まりになると、考え方を「1日分」から切り替えます

日帰りなら「1日分まるごと」で足りますが、2日以上の泊まりになると、滞在ぶんを全部持っていくのは現実的ではありません。考え方を、持ちきるのではなく「初日をしのいで、あとは現地で補う」に切り替えます。

粉スティックは、移動日とその夜くらいの分を多めに持っておけば安心です。足りなくなっても、たいていの街にはドラッグストアがあって、粉ミルクや軟水は現地で買い足せます。あらかじめ滞在先の近くに買えるお店があるか見ておくと、より安心です。

泊まりで増える持ち物は、主にお湯まわりと洗いものです。

お湯の確保(ポータブルポット)

宿のポットや電子レンジが使えることも多いのですが、共用のポットを使うのに抵抗がある場合は、自分用のポータブルポットがあると安心です。コンセントが必要なので宿での使用が前提になりますが、コンパクトなものならスーツケースに入ります。製品の選び方は魔法瓶の記事のほうでまとめているので、あわせて見てみてください。

哺乳瓶用の洗剤とスポンジ

日帰りなら除菌シートで乳首を拭くくらいで足りますが、泊まりだと哺乳瓶をきちんと洗いたくなります。普段の食器用洗剤でも洗えますが、赤ちゃん用の哺乳瓶洗剤と、哺乳瓶の底まで届く細長いスポンジがあると、宿の洗面所でもしっかり洗えます。洗ったあとは、電子レンジ用の消毒袋などを使うと、宿でも消毒までできます。

よくある質問

Q1. ミルクを薄める水は、軟水じゃないとダメですか?

赤ちゃんのミルクには軟水が向いています。硬水はミネラルが多く、赤ちゃんの内臓に負担になることがあるためです。出先では硬水しか売っていないこともあるので、軟水のペットボトルを持参しておくと確実です。

Q2. 哺乳瓶は何本持っていけばいいですか?

日帰りなら、普段使いの1本をそのまま持ち出せば足りることが多いです。授乳の回数が多い時期や、洗うタイミングが取りにくい外出では、2本あると洗えないときに困りません。荷物とのバランスで決めてよいと思います。

Q3. 液体ミルクと粉ミルク、どちらを持てばいいですか?

荷物を減らしたいなら液体ミルク、量を細かく調整したい・コストを抑えたいなら粉ミルク、という分け方が目安です。お子さんが常温の液体ミルクを飲んでくれるかどうかで向き不向きが分かれるので、本番の前に自宅で一度試しておくと安心です。

Q4. 外出先で哺乳瓶を洗えないときはどうしていますか?

1日使い回す場合は、口をつける乳首の部分をノンアルコールの除菌シートで拭くだけでもだいぶ違います。それでも気になるときは、哺乳瓶を1本予備に持って、洗えるまでは新しいほうを使う形にすると安心です。

Q5. 母乳との混合ですが、ミルクセットは必要ですか?

授乳できる場所が確保できないときの備えとして、最低限のミルクセットがあると安心です。授乳ケープと、少量の粉スティック・お湯だけでも持っておくと、外出先で授乳できない場面をしのげます。

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